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あがり症をどうにかしたい

  • 執筆者の写真: 大久保 雄多
    大久保 雄多
  • 8月28日
  • 読了時間: 5分

更新日:11月8日

こんにちは!

パーソナルトレーニングジムRGBLabの大久保です。


今日のテーマは、

お客様が今どうにかしようとしていること

として話に上がった内容です。


「あがり症」

人から注目される場面や人前で話す際に、極度の不安や緊張、恐怖を感じてしまう状態を指し、医学的には「社交不安症(社交不安障害)」と呼ばれる病気です。発汗、動悸、手の震え、声の震え、赤面などの身体症状が現れ、日常生活や社会生活に支障をきたすことがあります。治療法には薬物療法と心理療法があり、症状が6ヶ月以上続く場合は専門医の受診が推奨されます。

(GoogleのAI概要を参照)


上記内容を見る限り、ここに運動というものはあまり関与がないと感じる方も多いでしょう。

しかしながら運動処方によって、変化を生み出すことは出来るとも言われています。


「緊張」というのは、もともと人間に備わった防御反応です。

防御の際には、交感神経が優位になり、ボクサーのような身体の丸まった姿勢かつ重心が前寄りになります。


逆もしかりで

交感神経が優位、身体が丸まっている、身体の丸まり、重心が前寄り

のような状態を取ることで、脳も防御の反応を取りやすくなります。


すなわち、

身体の状態によって、”緊張しやすい・しづらい”という差が出てくるという考え方です。



じゃぁ交感神経(ON)の裏側である、副交感神経(OFF)を優位にしたらいいんじゃない?

となりますが、

実は人間の身体はONをコントロールすることは容易ですが、OFFをコントロールすることはかなり難しいのです。


トレーニング指導をしていて、力が入ってしまう方に「力を抜いてもらう」という感覚をお伝えすることはかなり難しいです。

こういう時は、どうやったら力が抜けるのか。というものではなく

一度完全に力んでもらう。

という対処をすると、力が抜けやすいです。


OFFにすることは出来ない

から

ONにしてからONでなくしてもらう

というのが

人間のOFFにする方法なのです。


ここではONとOFFの2進法の話しか出てきていませんが、

ONの深さ(大きさ)とOFFの深さ

もあります。

振り子の振れ幅(左に行けば行くほど、右に行く幅が大きくなる)と同様に、

ONになった深さが深ければ深いほど、OFFに切り替わったときの深さも深い。


ここまでの話をまとめると

・交感神経優位だと緊張しやすい

・敢えて交感神経を優位にして、それをやめてもらうと、副交感神経に切り替わる。

 ⇒副交感神経優位になったことで、緊張しづらくなる?



そうなると、”敢えて交感神経優位にする”という方法が知りたいですね。


緊張する前に、それ以上の緊張を意図的に作れれば、大事なタイミングでの緊張を抑えられますが、それはなかなかコントロールが難しい。


自分の意志でその時その場でコントロール可能で一番簡単な

”敢えて交感神経優位にする”方法が

「運動」

なのです。


ギューっとどこかを力んでみる

腕立て伏せやスクワットなど息が上がったり、キツイと感じるくらいまでの負荷や回数をやってみる

みたいなことで、交感神経優位を作れます。


先ほど書いた通り、この強度が高ければ高いほど、交感神経が深く優位になります。

振り子の原理と同様、その反動によって、副交感神経が深く優位になり、

緊張しやすい。

というものを防止できる。ということです。


現代人は

交感神経優位の方が多く

交感神経優位によりデメリットが身体に悪影響を及ぼしている方が多いです。


寝つきが悪い、眠りが浅い、身体が硬い、汗っかき、猫背、肩凝り、腰痛、頭痛…etc

これらは、現代人が悩まされる症状、かつ、交感神経優位が原因となり得るものです。


恒常的に、交感神経優位の人は、

休みの日に、

 ・いつもより長く寝てみる。

 ・ゆっくり過ごして回復しようとする。

 ・アロマやマッサージ、森林浴などでリラックス

などのいわゆる副交感神経にしに行くという、手法はほぼ効果がないと言って過言ではないです。


むしろ、恒常的に浅めに交感神経優位みたいな状態を改善するのは、いつもの交感神経優位の深さよりも深いところまで優位にすることが重要です。


簡単にいうと、運動してください。ということですね。

運動というのは、体力や筋力や血行だけでなく、こういう効果もあるのです。



現代人の悩みは、

 ・解剖学的にこうだ!

 ・筋肉がつくとこういういいことがある!

 ・身体の柔軟性は大事だ!

 ・食事をこうするといい!

などももちろんありますが、

運動で大方改善していける要因は、ほぼ自律神経のコントロールにあるとすら思っています。


トレーナーが勉強する学問でいうと

物理学・解剖学・栄養学・生理学・心理学 等々

いろんなものが絡み合って身体に事象が起きますが、

その絡み合いを1つずつ潰し、根本原因を探して、「健康でハツラツとした人生を歩む」のお手伝いが出来れば良いなと思っています。


何か悩みなどあれば、私へぶつけてください!




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