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巷で話題の「四毒」について 「植物油」 ーパーソナルトレーニングジムRGBLabー

  • 執筆者の写真: 大久保 雄多
    大久保 雄多
  • 2025年10月30日
  • 読了時間: 5分

こんにちは!

パーソナルトレーニングジムRGBLabの大久保です。


前々回からの続きで「四毒」について考えていきたいと思います。


前回は、”小麦製品”についてでした。




今日は、その中でも”植物油”について見ていきます。


まず植物油が良くないとされる理由として語られているのは、


  • 多くの植物油(大豆油・コーン油・キャノーラ油など)は”オメガ6系脂肪酸”(リノール酸)を多く含み、それを摂りすぎると炎症を促進するとされる。


  • 製造過程で高温精製・脱臭・漂白が行われるため、酸化した油・トランス脂肪酸が含まれることがある。


  • 酸化油は細胞を傷つけ、老化や生活習慣病リスクを高めるという考え方。


というようなことが言われております。



では一つずつ確認をしていきましょう。


まずは、オメガ6”リノール酸”についてです。


リノール酸というのは悪で、摂りすぎると、炎症を促進する。ということ。



大前提、オメガ6とは?


オメガ6は、必須脂肪酸というものに分類されます。


必須脂肪酸とは、人間が生きる上で必要栄養素としてあるもの、かつ、体内で合成できない(≒それを直接接種しないといけない)ものであり、オメガ3(αリノレン酸)とオメガ6(リノール酸)のことを言う。


すなわち、どちらも必要な栄養素で摂取しないといけないものである。


それが何故悪者とされているのか。


① オメガ6の摂取が多いと、アラキドン酸の合成が増加。アラキドン酸は、炎症作用と血液凝固作用がある。


② オメガ3とオメガ6というのは競合(どちらも必要量摂取していると、お互いの作用で打ち消しあう)するが、現代の生活仕様がオメガ6を多く摂取しやすい環境である

⇒理想の摂取比率は、「オメガ3:オメガ6=1:3~4」とされるが、現代では、1:6~10と言われている。


この2つの情報から見えてくるのは、ベストなバランスから現代生活がかけ離れていて、炎症作用が起きやすくなっているよ。ということ。


あくまで必須脂肪酸として、必要なものではあるが、摂取比率(バランス)が良くない人が大多数であることで、そのデメリットが強く出る可能性がある。


ということだ。


なので、植物油は悪である。というよりは、植物油も必要量摂取することは大事だが、摂り過ぎは良くないよ。


ということなのである。


どんなものも摂りすぎは良くないのは周知の事実。


当たり前のことなのだが、それを誇張して、摂ったら悪い。という風に言い換えているのです。






次に、「酸化した油・トランス脂肪酸は細胞を傷つけ、老化や生活習慣病リスクを高める。」といった内容。



まず酸化油が身体によくないといわれる理由


①酸化油に含まれる過酸化脂質や分解産物であるアルデヒドは、体内に活性酸素を発生させる。

活性酸素が細胞膜やDNAや身体のタンパク質にダメージを与え、細胞老化・動脈硬化・炎症などを引き起こすと考えられています。


②酸化油は腸内細菌のバランスを乱したり、腸壁に炎症を発生させるという報告があります。


③酸化油の分解産物であるアルデヒドなどは体内で解毒が必要。解毒負担によって、肝臓に負担がかかると考えられます。


のようなことが考えられます。



これらについてはある程度研究によって確認されている内容のようです。



次に油の酸化についてですが、

脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という分類がされています。


簡単に違いを述べると

飽和脂肪酸・・・常温で固体であることが多い。(バターやラード、肉の脂身など)

不飽和脂肪酸・・・常温で液体の状態であることが多い。


飽和と不飽和という言葉から、少しイメージしていきますが、

炭素原子がぎっしり詰まっていて空きがない状態が「飽和」

炭素原子の間に隙間がある状態が「不飽和」

というイメージです。


飽和の方は、空きがないので、何か別のものが入る隙がありません。

不飽和の方は、空きがあるので、何か別のものが入る隙はある状態です。


ここの何かとは、今回のテーマでいうと「酸素」です。

飽和脂肪酸の方は、酸素が入る余地がないので、酸化しづらい

不飽和脂肪酸の方は、酸素が入る余地があるので、酸化しやすい

というような特徴となります。



また不飽和脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸というものに分かれ、

先ほど話に出てきたオメガ3やオメガ6は、多価不飽和脂肪酸に分類されます。

一価は隙間が少な目、多価は隙間が多めといったイメージとなり、

オメガ3とオメガ6は酸化がよりしやすいものです。


ゆえに良くないと言われているオメガ6”リノール酸”は、

酸化しやすい。

そして、酸化した油は、良くないといわれるものが複数あることが分かっている。


といった形で、この「酸化油」に関する内容は、言われている通りだな。と考えられます。



今回の内容を簡単にまとめると


意識せず普通に現代の食事を食べていると、勝手に多く摂取してしまいやすい”リノール酸”

リノール酸自体は、体内では生成できず、摂取する必要がある”必須脂肪酸”であるが、多すぎる。

また、リノール酸は”不飽和脂肪酸”という酸化しやすい構造であり、酸化した油は身体に悪影響を及ぼすことがあると研究で分かっている。


対策としては、

・リノール酸を接種し過ぎないようにする上、競合するオメガ3を摂取する。(オメガ6とデメリットを打ち消しあう。)

・油の酸化の要因は、空気・光・熱なので、密閉された容器に入れるなど空気に触れづらくし、かつ光に触れないような容器もしくは保管場所を選び、出来る限り熱を加えないように(熱するにしても温度を低く)することで酸化を出来るだけ防ぐ。

というようなものが挙げられます。



今回話に出てきたが、テーマに必要なかったので、細かく触れていない”トランス脂肪酸”や”飽和脂肪酸”や”一価不飽和脂肪酸”など、それぞれメリットもデメリットもありますので、いつかそれについても触れていきたいと思います。





次回は、「乳製品」について考えていきたいと思います。


 
 
 

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